side―防人 仁―


「アスナ達が図書館島に行ったみたいだな、士郎!」

オレが借りた魔導書を読みふけってる士郎に声をかける。
お前、実はここの魔法を使いたかったのか?
そんなそぶりは全く見せてなかったのによ。

「またつけるのか……勉強はやらなくていいのか?」

「学校の勉強も魔法の勉強もあっちでやるさ。だから心配しなくていい」

士郎を促しつつ、オレは2人の3日分のおやつを準備!
ハッハー、ピクニックピクニック〜。
甘いものから辛いもの、そして珍味に渡り広範囲に鞄の中にセットだぜ。

「あ、かなり動くことになるだろうから運動着のほうがいいぞ」

「図書館なのになんでさ……」

滅茶苦茶な図書館って事なんだなぁ。
まぁ、つくまでのお楽しみってね。
とりあえず準備準備っとな。

 

 

準備を完了し、ゆっくりと目的地の図書館島、
今はその直前のとこだけど、それまでにかかった時間は数十分。
図書館島の入り口のとこで本屋ちゃんとパルがいるな。

「こんな夜遅くに女の子2人でいると危ないぞ」

二人に近づいていくと士郎的に当たり前のような発言。
ネギと同じで紳士ですなぁ〜。

「あ、衛宮くんに防人くん、チャチャゼロちゃんもこんばんは〜」

「コンバンハダ」

むぅ本屋ちゃんはかわいいのぅ、ちょっとあたふたしてるとこがアレなのかね。
ちなみにチャチャゼロはハカセが作った茶々丸の妹という設定だ。
本当は妹じゃなくて姉なんだけどなぁ。

「何しにきたのあんたたちは? まさか!」

「暇つぶし……じゃなくてネギが心配で追いかけてきただけさ」

キュピーンって効果音を出すパルが、
変なこと言ってきそうだったから簡潔に答える。
どっからその音が出てくるのか不思議だねぇ……

「じゃぁ行くぞ、士郎」

「ああ、宮崎さんに早乙女さん危ないから早く帰るんだぞ」

やはり女落とし、もとい女泣かしの笑みで言う士郎。
ふっ、女にまみれて溺……いや言うのはやめとこう。
どっかから矢が飛んできそうだしな。

ドアオープンっと、おお! 思った以上に広いぜ。
体育館? いやそれ以上か、どのくらいあるのかな?
そうだ、こんな時こそ使える人物がすぐ横にいる。

「解析とかできないか?」

「妨害されてて駄目だ、強い魔力を感じる」

ほぅ、学園長の仕業か?
それともくっちゃ寝のヤローかサウザンドマスターか?
うーん、くっちゃ寝が一番怪しいかな。

「解析しなくても本屋ちゃんに地図もらったから大丈夫か。
そうだ、念のために武器くれないか? 士郎も用意しといたほうがいいぞ」

「武器がいるって、本当に図書館なのか……まぁいいか」

死なないようにしないとな、頑張るぜ。
ネギ達は今は目的地の半分らへんかな。
おっと、士郎が投影し終わったみたいだ

「何だその武器?」

士郎が投影して、持っているモノは何処かで見たことあるような……
まず言えることは西洋剣って感じだ。
オレから見てもランクが高そうな剣だなぁ。

「カラドボルクだ、捻じれてるヤツしか知らないのか?」

カラドボルク、か。
ランクが高そうというか、実際に高いヤツだったぜ。
そんで、士郎が使う方は別荘でエヴァと戦ってる時に見た捻じれてる方だったな。

「うーむ、けど良いのかこんな宝具使わせてくれるなんて」

「構わないさ」

そういうことならありがたく使わせてもらうとしよう。

「危険なのは3階からだぜ。レッツゴーだ」

「…………」

 

 

 

 

 

「こっから地下3階みたいだな」

「うむ、物騒な感じがムンムンするぜ」

本棚の上を歩くってどうよ?
つーか、この本棚の中間の本読むときどうすんのよ?
本棚の高さが一般の家ぐらいあるぜ。

「早ク歩ケ仁、暇ダ」

「あぁ、ネギ達に早く追いつか……なくてもいいんだけどな」

その前に一度本に触ってみようっと…………やはり、トラップ発動か。
矢が何故か士郎に向かって飛んでいったぜ。

「罠!? 図書館なのに何でだよ!」

そう言いつつ、飛んでくる矢をたたき落としてる士郎。
言動は焦ってるけど、矢を叩き落とすのには余裕っぷりが感じられる。
華麗で素敵だねぇ。

「きっと面白半分さ、まだ時間あるしどんどん行くぞ」

 

 

 

目的地まで歩くこと約1時間半。
道のりでトラップに掛かった数は数え切れない。
だって面白そうな本がいっぱいあったんだもん。

「仁、追いついたみたいだぞ」

「ツイスターゲームやってる最中か」

「ガキ共楽シソウダナ」

壁から顔をのぞかせ、
ネギ達とゴーレムが居るところを3人で眺める。
バカレンジャーの苦悶の声が聞こえるな。

お、床が壊れて――

「落チタゼ」

チャチャゼロの言う通り、ネギ達は地下へと落下・
12問目の最終問題にして、明日菜とまき絵が油断して痛恨のミスだ。
フッ、全く変わりないぜ。

「追いかけなくていいのか!?」

「大丈夫だ、休憩してから行こう」

士郎は本当に心配性だなぁ、まぁそれが士郎か。
皆は無事に下に辿り着くはずだから安心安心。
それに楓とくーふぇがいるから、全くもって心配ないはずだ。

「さて、じぃさん。生徒を落として楽しいか?」

ネギ達を地下に突き落としたゴーレムにカラドボルグを突き出して問う。
ゴーレムの姿だが中身は学園長、魔法で姿を借りてるってやつだな。

『フォフォフォ、何のことかの?』

チッ、とぼけてるし。
さすが妖怪狸じぃさんだ。……士郎、呆れた顔しすぎだぞ。
とりあえず、カラドボルグを引っ込めるか。

「まぁいいや、念願のおやつタイムだ!」

リュックからピクニック用のシートを広げてと、休憩〜。
ここまで来るのに、けっこうな体力を使ったからな。

「ふむ、軽いものだがサンドイッチ作ってあるぞ」

「お、何時の間に作ったんだか」

士郎が自分のリュックからタッパを取り出す。
タッパの中身はどこか気品に盛り付けられてるサンドイッチ。
いやぁ、士郎君は素晴らしい技術持ちですよ。

「酒ハアルノカ?」

「もちろん、ない」

酒瓶は重いし、持ち運びが不便だからな。
それにピクニックと言えば麦茶、いや、なんとなくですけどね。
まぁ、早速休憩タイムだぜ。

 

 

 

 

 

「よし、十分休憩したな、飛ぶぞ!」

「了解した」

お腹も膨れて準備万端。
ピクニックシートはリュックにきっちり片付ける。
チャチャゼロを頭に乗せ、

「じぃさん後片付けやっといてくれよ」

めんどくさいことはじぃさん任せ、
返事をされるまえに穴に飛び込む。

―――士郎! 着地任せた!!」

「……それぐらい自分でやれ」

いつも以上に厳しい突っ込みだ。
声真似した人物が悪かったか?
けど、これは士郎知らないはずなんだけどなぁ。

「さすがにこ の高さじゃ無理だ。
壊れた幻想使って爆風に乗って……それだとオレ達に被害が出るか」

爆死は後免だ、いや死ぬこと事態後免だけどな。
オレのレベルじゃどう足掻いてもこれはヤバそうだぜ。

「しょうがないな、オレに捕まってろよ――って下に皆が寝てるみたいだぞ」

チッ、記憶違いか。
休憩で結構時間を使ったのにネギ達はまだ寝てるとは……

「……踏みつけないようにしてくれ」

士郎が片腕でオレを支え――――寝てる皆をかわし地面に着地。
どう緩和したんだよ……無事だからいいんだけどさ。

「センキュー、おかげで無傷だ」

「どういたしまして」

「トマトニナラナカッタナ」

チャチャゼロよ、それはシャレにならんぜ。
……そうなる気はないが、いつかなりそうで恐いな。

「随分と綺麗なところだな」

「ああ、確かにな」

辺りは広い範囲に澄んだ水、砂浜、そして本棚がある。
いや、普通の図書館にしようよ……
麻帆良じゃ、オレの知る普通は殆どねぇか。

「さてと、こいつらが寝てる内に移動して驚かせる案でも考えるか」

「いや、今の振動で起きたでござる」

あぁぁ、また中忍が風呂場の時のようにオレの邪魔をするのかよ。

 

 

 

 

  side―衛宮士郎―


トラップが沢山ある図書館の名前を借りた図書館島。
今は、その最下層の地底図書室に居る。

仁は皆を驚かせようと企んでいたようだが、長瀬さんに気づかれてしまい、
皆を起こしてしまったために、企みが失敗してがっかりしてるとこだ。

「士郎さんに仁さん、何故ここに?」

「あんた達も魔法の書を取りに来たの?」

神楽坂さんが魔法の書と言ってるけど、
俺はそんなことは聞いてないなぁ。
まぁ俺がここに来た理由は……

「魔法の書目当てではない。ただ君達が心配だから来ただけだ」

女子の顔色が赤くなった?
怒ってんのかな、俺なんか悪いこと言ったか?

「そ、そう……それで衛宮くんの理由はわかったけど仁は何できたの?」

「フッ、オレはピクニックをしに来たのさ! ――ガッ?!」

あ、仁が神楽坂さんに殴られて動かなくなったな。
けど今のはしょうがないよな、うん。

「まぁ、みんな無事みたいでよかった。
今日は時間遅いし、ここは安全のようだから適当に寝といたほうがいい」

適当に寝とけとは言ったけど、
その場で寝ようとしてるのには驚きだぞ……

「じゃぁオレ達はちょっと用があるから、ゆっくり寝とけ」

仁の言う通り、まずは脱出経路を確保しとかないと。
――っていつの間にか復活して俺の横にいるし……
むぅ、今の動きをいつでもできるようにして欲しいな。

 

 

「滝の裏側に脱出口とは、ベタだなってやつか」

さらに扉に問題、正解すると開くってやつかな。
これ設置したのはきっと学園長だろう。
学園長と仁の悪戯心は同レベルって感じがするなぁ。
もちろん悪い意味でだ……

「その通りだ、時が来るまであいつらには教えなくていいからな」

確か……テストで最下位になるとネギ君が帰ってしまうってやつだったな。
ここなら本くらいしかないから勉強に集中できるから、ネギ君が晴れて合格できるかもしれないってことか。
それに、何故こんな場所に勉強道具が備えられているのか疑問に残るけど、これも学園長の仕業だろ。

「脱出経路の確認完了だな、オレも眠いし適当にそろそろ寝ようぜ」

「そうだな」

ここから見ると寝るところちゃんとあるんだけど……
仁がもう寝てしまったみたいだしここで寝るか。

 

 

 

「朝か……?」

体の疲れは十分に取れていることから朝だとは思う。
しかし、地下ってこともあって日の光もないし、よくわからんな。
時間は携帯で確認っと……すでに朝は過ぎてるな。

「皆のために食料の確保するか。仁、起きろ」

「後3時間寝させてくれ」

3時間って……いくらなんでもそれは長すぎるだろ。
さて、起きる気配が全くない、ここはどう起こそうかなぁ。

「起キロ仁、士郎ニ殺サレルゾ」

「はっ!!」

起きてしまったか。
折角、針が100本ほど連なってるモノを投影したんだがな。

「女子達とネギ君はすでに勉強を始めてるようだ。
……時間はもうすぐ昼、俺達は皆の昼飯でも作るとしよう」

「わかった〜」

気の入ってない返事だ。
やはりコレを急所にでも刺しとくか。
そうすれば一気に頭も冴えて……

「目が怖いです士郎さん、許してください」

……じゃぁ、行くとしよう。


 

 

 

「これも学園長の仕業か……さすがにやりすぎじゃないか?」

目の前にあるのは大型冷蔵庫に一級品の調理道具。
気前がいいのもほどがあるし、明らかに不自然すぎる。
学園長は最初から此処に皆を送るつもりだったのか。

ふむ、調理道具に使った跡がないってことはネギ君達は気づかなかったのかな?
それか他の所にも食料が置いてあったってことか。
何にせよ学園長は気前がいいんだか、どうなんだか……

あとは何故かこのかちゃんのお見合い用の写真みたいのがある。
しかも学園長のメッセージ付だ……

「このかの写真うつりいいなぁ、元もいいけどこれはすごいぜ」

「確かにこれは……何だその顔は……?」

ひどくにやけた顔をして俺の方を見てるな。
ムッときたぞ。

「あーっと…………
『衛宮君どうじゃ? 惚れたじゃろ? 見合いならいつでも受けるから早く返事を―――』ってまだ読んでる途中なのにぃ」

メッセージの部分だけをすぐさま破りさる。
……何故俺宛なんだ、何故だ。

「フッ、士郎よ。自分の気持ちに素直に――

「マッパ○ンチ!!!」

仁の鳩尾に最大限の力のパンチを捻じ込む。
コレは仁と一緒にやった格闘ゲームの吸血鬼の技だ。
仁がこのキャラのこの技で俺をいじめてくるから、逆に俺が実際に使ってやった。

――ッ……お前がそんなことやるとは……無念」

「ケケケ、オ前ガ悪イ」

気絶したか。
さて、みんなのためにご飯作るとしよう。

 

 

 

「ご飯作ってきたんだが食べるか?」

皆は丁度テーブルで休憩中のところに、
俺はレストランとかによくある荷台で料理を運んできた。

「食べる食べる〜丁度お昼で、お腹空いてたところなんだよね〜」

「しろーがご飯つくたアルか」

「……すごい料理です」

「こんな特技があったんですね士郎さん」

「士郎殿の料理はおいしいでござるよ」

「おいしいんよ〜」

「男のくせにね……」

みんなが料理に突風のように群がってくる。怖いぞ……

「そういえば仁さんはどうしたんですか?」

「世の中には知らないほうが良いこともあるんだぞネギ君」

む? 顔を引きつらせてどうしたのかなネギ君に周りの方々。
別に何も悪いことしようとしてないのになぁ。

「料理冷めちゃうから、とりあえず食べる準備してくれ」

折角作った料理が冷めたら悲しいからな。
うむ、みんな良い返事で返してくれた。

「それでは、いただきます」

「「「「「「いただきま〜す(です)(でござる)(アル)!」」」」」」」

食事が開始され……どんどん料理が消えていく、というより吸い込まれてるよ。
実に騒がしい……はは、この光景はまるであの時の……聖杯戦争の時みたいだな。

「何、哀しい顔になってるんだ士郎」

小声で隣にいた仁が語りかけてきた。
……またしても何時の間に。
ちゃっかりご飯一緒に食べてるし。

「この光景を見て、昔のようだなって感じの苦笑いか?
フッ、今はその顔は出さない方がいいな」

そんなひどい顔してたのか。注意しないといけないな。
ああ、仁はまじめにやってると、気の利いた鋭い発言するんだな。
ちらほらそんな場面もあったし、頭の回転が早いってことか。
いつもこうなら外見のこともあるし格好良いやつなんだけどさ。

「悪い、心配かけたな」

「いいってことよ」

仁はフフっとニヒル?な笑いをして食事に戻る。
俺も食べないと、食べる分がなくなっちまうな。

 

 

「「「「「「ごちそうさま〜(です)(でござる)(アル)」」」」」」」

「ごっとーさ〜ん」

「お粗末様でした」

やはり綺麗に料理はなくなった。
目の前は皿の山でいっぱいだ。

食事中は長瀬さんとクーちゃんが異様なぐらいよく食べてた。
これは招待するとしたら、注意しないといけないな。
さてと……

「食器洗いは俺と仁がやるからゆっくり休んで勉強に集中してくれ」

「さぼるなよ、バカレンジャーの諸君」

仁と一緒に、ここまで運んできた荷台に素早く食器を重ねていき、
俺がその荷台を押して台所にある方まで目指す。

「洗い終わったら、訓練だからな」

「毎日やんなきゃ〜か」

「その通りだ」

一分もせずに食器は運び終わった。
どうせならもう少し近い場所に設置してくれたら嬉しかったんだけどな。
……時間も勿体ないしどんどん洗っていこう。

 

 

 

食器洗いが終わり、ネギ君達とは遠く離れた所で鍛練開始。
今はいつもやっているトレーニングし終え、模擬試合のために準備に入っている。

「マズハオレヲ眺メノイイ所ニオケヨ」

「わかってるって」

仁がチャチャゼロを安定してる本棚の上に置く。
チャチャゼロ動けないの可哀想だよな。
自分のやりたいことがあっても行動に移れない。
……チャチャゼロが動けるようになったら、危ないような気がするけどな。

「おし、準備オッケーだぜ」

「ああ、今日から宝具でやろうと思う。それを使ってくれ」

「カラドボルグか、オレにはもったいない気がするけどな。使いこなせるだろうかね」

そんなことはない、仁の成長振りは大したものだ。
まだ鍛練をしたばかりだから粗い部分はあるが、
きっとそれを使いこなせるだろう。

「始めようか、死なないようにしろ」

「ぐっ、厳しいねぇ」

 

 

 

模擬試合、使った時間は約1時間。

「ハァ……やっぱり、駄目かぁ。士郎強すぎ」

「いや、中々いい所いってると思うぞ。チャチャゼロはどう思う?」

「ソウダナ、ソコラノ使イ手ヨリマシダ。ケケケ、別荘ニイッテオレモ早ク相手シタイナ」

チャチャゼロから賞賛の言葉が出るとは、良かったな。
けど体力持たないから倒れ込んでしまったな。

「士郎殿はかなりの使い手と踏んでいたでござるが、仁殿もなかなかできるでござるな」

「仁は良くやってるよ。――って長瀬さんいつの間に」

ニンニンと言って参上した長瀬さん。にこにこと笑って楽しそうだ。
そういえば仁が甲賀忍者って言ってたか?
この気配の消し方、さすが忍者だな。

「フフフ、休憩時間でござるよ」

「なるほどな」

「それよりも士郎殿と仁殿が持っている武器は何やら凄い力を感じるでござるが」

うっ、何て説明したらいいのかなぁ。
下手に話すとやばいしな……やはりこういう時は、

「仁、疲れてると思うが説明頼む」

仁に任せるのが無難ってやつだ。
よし、チャチャゼロは俺に乗せて連れて行く
……の前に体洗ったほうがいいな。

「説明終わったか? 終わったなら体洗いに行かないか?」

「丁度終わったとこだ、じゃぁ行くか」

タオルは確か冷蔵庫の傍にあったはずだったな。
取りに行ってこないと。

「タオルなら持ってきてあるでござる。
それでは拙者はこれで……さすがに御仁等の裸を見るわけにはいかないでござる」

お礼を言う前に行っちゃったか。
それにしても早いな、もう見えなくなったよ。

 

取り合えず一息ついて、また仁を鍛えることにしよう。

 

 

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